原料はカカオとサトウキビだけ。沖縄唯一のBean to Barのお店タイムレスチョコレートさんにお邪魔しました!

北谷町宮城にある「TIMELESS CHOCOLATE(タイムレスチョコレート)」。
2014年、沖縄初の“Bean to Bar”スタイルのチョコレート専門店として誕生しました。Bean to Barとは、Bean(豆)からBar(チョコレートバー)になる全ての工程を自社工房で一貫して行う製造方法のこと。
店舗責任者の上原さんにお話を伺いました!

店舗責任者の上原翔太さん
店舗の後ろに工房があります
目次

素材の良さをシンプルに、最大限に。“引き算”のチョコレート。

タイムレスチョコレートのチョコレートは、「カカオ豆」と「サトウキビ」のふたつだけでできています。
添加物は一切不使用。「素材の良さをシンプルに、最大限に引き出す」というこだわりのもと製造されています。

ガーナ、インドネシア、コロンビアなど、産地によって異なる味わいを持つカカオ豆を世界中から厳選し自家焙煎。
沖縄県産のサトウキビと掛け合わせ、両方が主役になるような沖縄でしか表現できない手作りのチョコレートを日々作っています。
サトウキビからできるのは黒糖、粗糖(島ザラメ)。
一口に”黒糖”といっても島ごとに味わいが違います。
カカオ豆も産地だけでなく収穫の時期、生産者によってもまったく味や粘度が変わるため、できあがるチョコレートも時期によって少しずつ味が変わるそう。

上原さん

「一期一会」のチョコレート、違いを楽しんでくださいね!

一番人気はやっぱり板チョコレート

画像:公式オンラインショップより引用

一番の人気商品は板チョコレート。

左から
GHANA(ガーナ)70%【¥1080】 BRAZIL(ブラジル)70%【¥1200】 ARHUACOS(アルアコ)72%【¥1200】 COLOMBIA(コロンビア)82%【¥1200】

ガーナ産カカオが日本で一番流通しています!日本人に一番馴染みのある味ではないでしょうか?「アルアコ」はコロンビアの一部ですが、先住民族アルアコ族が育てているカカオを使用しています。フルーツのような香りが特徴。

上原さん

ハイカカオチョコレートというと「苦いんじゃない?」というイメージを持たれている方が多いと思いますが、浅煎りにして豆とサトウキビ本来の味を最大限に引き出しています!

店内のチョコレート食品は全て試食可能!
カカオの産地、挽き方(粗挽き、石臼引き)、砂糖(島ザラメ、黒糖)の組み合わせでそれぞれ風味が異なります。

上原さん

味わいを知ってお気に入りの一品を決めてほしいです!

チョコレート以外にもTシャツ、カカオバターボディ&ハンドクリーム、カカオチャイシロップなどチョコレート以外の商品も展開しています。お土産にもおすすめ!

ドリンクメニューも楽しめます

チョコレートやカカオを使ったドリンクメニューも豊富です。
一番売れ筋はチョコレートドリンク。

全部飲んでみたい気持ちを抑えて、カカオの実を使った「カカオソーダ」「カカオフルーツスムージー」を注文しました。「カカオ」と聞いてイメージするアーモンドのようなものは、カカオの樹になるフルーツの「種の部分」を発酵させたもの。

上原さん

果肉ごと発酵させてカカオになります。
チョコレートって実は発酵食品なんです!

写真下の白いカカオの果肉の部分は発酵の段階で無くなってしまうため、ほとんど市場に流通することがないそう。ここでしか味わえないレアな味です!

店内にはいって右側はイートインスペース。テイクアウトはもちろん、店内でもゆっくりチョコレートタイムを楽しめます。
オープン直後から近隣の外国人のお客さんで賑わっていました!赤ちゃんを連れてのママ会や、観光客のお客さんも多く訪れるそう。沖縄愛がたっぷり詰まったチョコレート、ぜひ味わってみてください!

最後に、まだ訪れたことのない地元の方に一言お願いします!

上原さん

沖縄県では珍しくチョコレートの製造工程を1から見ることができます。スタッフに直接話を聞いたり、実際に試食をしながら製造風景を見ることができるので、ぜひ気軽に足をお運びください!

Timeless Chocolate(タイムレスチョコレート)

【所在地】沖縄県中頭郡北谷町宮城3−223
【営業時間】9:00〜18:00
【電話】098-923-2880

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次