「沖縄県民が月に一回は、映画館で映画を観てほしい!」シアタードーナツさんにお邪魔しました。

沖縄市胡屋バス停前で営業、来年4月に10周年を迎える「シアタードーナツ」さん。
ぽすBeeには毎月プレゼントコーナーの賞品を提供していただいています。
オーナーの宮島さんに映画、そして社会への熱い思いを聞きました。

Instagramより

オーナー 宮島真一 (みやじま しんいち)さん
1973年生まれ。沖縄市出身。大学卒業後、ライブハウス経営、会社員、映画製作スタッフ等を経て、現在はテレビ番組『コザの裏側』メインMCやラジオDJとして活動中。2015年4月に「シアタードーナツ」をオープンさせる。
コラム執筆、ロケ街歩きガイド職業講話・講演など、映画を届けるコミュニケーションをライフワークにしている。

階段をあがって二階がシアタールームです



「沖縄の人全員に観てほしい、観たらどうなるんだろう?とワクワクする映画。」
 

宮島さんがシアタードーナツで上映する映画を選ぶ際に基準にしていることです。今、正に観てほしいテーマを吟味して決めるそう。上映する作品の多くは社会課題をテーマにしたもの。

宮島さん

どれも大切なテーマ、メッセージが込められた作品ばかり。
多くの人たちに観てほしいメッセージがあって映画は作られています。ぜひ映画を観た感想は周りの人に共有してほしい!

上映中の映画のフライヤー。

 

「今日初めてシアタードーナツ来たよって方~?」

映画の前後に前説、解説を入れて来館されたお客さんとも積極的にコミュニケーションをとっています。
この日が初めてのお客さんで、最前列にいたのは東北から旅行でいらした男性。
別の予定で沖縄市を訪れ帰る途中でしたが、バスが来るまで時間があるから映画でも観ようかな…と来館されたそう。映画館がバス停前だとこういうことがあるんですよね~!と宮島さん。一期一会の縁を大切にしています。

壁には映画の感想がたくさん。

「映画館を通して学びのある街にしたい」

大学などで職業講話などの依頼も受けている宮島さん。
学生さんにも映画館に足を運んでほしいとの思いから大人が22歳以下の学生らに映画鑑賞券をプレゼントする「U―22チケット」を導入。1枚700円でチケットを購入し、中学生から22歳以下の若者や学生に映画鑑賞を贈る仕組み。

宮島さん

映画は社会に参加する入口としても役に立つと思っています。
月に一度は映画館で映画を“鑑賞”してほしいです!


アンコール上映中!「人生フルーツ」

シアタードーナツで一番長く上映している映画が人生フルーツ(公式サイトリンク)
2017年6月から上映。終了するたび口コミが広がりリクエストが絶えない作品です。

【あらすじ】1960年代、自然との共生を目指したニュータウンを計画。しかし、経済優先の時代はそれを許さず、完成したのは理想とはほど遠い無機質な大規模団地。
修一さんは、それまでの仕事から距離を置き、自らが手がけたニュータウンに土地を買い、家を建て、雑木林を育て始めましたー。あれから50年、ふたりはコツコツ、ゆっくりと時をためてきました。そして、90歳になった修一さんに新たな仕事の依頼がやってきます。

宮島さん

私自身、様々な気付きを与えられました。
1日、いや1分でも1秒でも早く、あなたの人生の91分だけ『人生フルーツ』を鑑賞してほしい!

10周年はなにかイベントを予定していますか?という質問に「特にしません!毎日映画祭のつもりです!」と答えてくれた宮島さん。「映画を観る、を根付かせるのが仕事」だそう。

ドーナツのテイクアウトもできるので気軽に足を運んでね!


料金

鑑賞料金

  • 一般:1,320円
  • 中高専大生:1,100円
  • 小学生:700円
  • 未就学児童:無料(作品によって入場をお断りする場合があります)

毎週水曜日はサービスデイ!一般料金が1,100円に!

フードメニュー

  • ドーナツ単品:200円
  • ドーナツ+ドリンクセット:500円※カフェラテは550円

シアタードーナツ・オキナワ
住所
沖縄県沖縄市中央1-3-17
営業時間
10:30〜OPEN
定休日
なし
電話番号
070-5401-1072

お問い合わせ、貸し切り上映・イベント上映のご相談・ご予約は営業時間内にお電話でお願いいたします☺️

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